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夏山登山 Part3
山登り 最終章です。

地図を開きましたが、だいたいの場所は予想つきますが、道という道のない、広い砂利山なので、はっきりした居場所がわかりません。

(コンパス買えばよかったあ・・・)


ガイドブックを開くと、

「降りるときは下り過ぎないように注意しましょう」
「巻き道の方が安全ですが、霧が出るとどちらも危険です」

「・・・・」
(読まなきゃよかった・・・)

早く降りなきゃという気持ちを落ちつかせて、冷静に周りを観察しました。


すると、霧が少し流れた合間に、下の方に二箇所、矢印の指標が見えました。
文字は読めませんが、右は2方向、左は3方向指し示しています。

かなり下で、左右は離れています。

あの場所が帰り道かはわかりませんが、あそこに行けば現在地ははっきりする。

どちらに行こう?

平坦な道ならば、どちらも行けますが、砂利の坂道、転げ落ちたら大変です。
少しずつしか進めないので、一ヶ所に行くのも時間がかかります。

どちらかに行ったら、反対の指標がそこから見えるか分かりませんし、同じ所に戻ってくるのは不可能です。


どちらに行こう?

左は登ってきた道に近い方向です。
右は登ってきたところから遠いですが、たぶん、方角的には、右の方が安全なはず。

右に行くことにしました。

ずりずりお尻をつきながら、所々にある松の木を掴みながら、道なき道を滑らないように降りていきます。
足を滑らすと、砂利がごろごろどこまでも下に転がっていきます。


指標の文字がまったく検討違いだったらどうしよう・・・


結局、右に来たのは正解だったようで、ほっとしました。
そこからは、あっという間に山道まで戻ることができました。

「あれ・・・?この道とっても歩きやすいけど、私達の歩いた道(?)は・・・?」


あとから調べると、どうやら、頂上を目指しすぎたばっかりに、全く道でないところを進んでしまっていたようでした。

帰ってくる人がとても疲れていたので、きっと相当ハードなんだろう、と思った思い込みの為、そんな道でも疑問に思わず登ってしまいまいました。

思いこみって怖いものです。


その後無事山道を降り、テントに着いた頃には、周りのテントは夕食も終わって眠る準備を始めていました。

周りに気を使いながら、静かに夕食です。
山で食べるご飯は、なんとおいしいことでしょう!!

体中の筋肉痛(頂上付近で手も使って登ったので腕もがくがく)と、ワインで、あっという間に眠くなりました。

しかし、とっても眠いのですが、寒くて眠れない・・・。
ダウンを着ているのに寒くて冷えて足が痛い。
周りのいろいろなものを体に乗せてみましたが、だめでした。
(ここでこの格好でこんなに寒いのに、もっと高いあの頂上付近で、Tシャツにカッパしか持ってない状態で寝ていたら・・・)
想像したらぞくっとしました。

しかし、それ以上に、とても素敵なことがありました。
寝る前はあまり見えなかったのに、真夜中、空を見上げると、ものすごい数の星が見えました!
流れ星もたくさん見つけました。
テントから顔だけ出して横になり、川のせせらぎを聞きながら、満天の星空をたのしみました。


その夜は、朝になって脚を入れていたカバーが裏返し(外側フリース、内側ビニール素材という、全く機能を発揮できない状態)ということに気づくまで、寒さとの戦いが続きました。



次の日の帰り道、高速を走っていると、晴れていたのに突然のはげしい雨と雷。
本当にひどく、混んでないのにみんな低速走行するほどの、大粒で強い雨でした。

時刻はちょうど昨日頂上付近にいた時間・・・。
昨日の到着時に予定のバスに乗っていたら、今日登ることになっていたでしょう。

「よかったね」
隠れる場所もないあの山で、砂利と共に山道を転がる自分たちの想像を打ち消すように、言いました。


しばらくして、最後に自然からのすばらしいプレゼント、地上から続く、大きなはっきりした虹です。



自然に遊ばせてもらって、いろいろなことを教えてもらいました。
頑張ると、いい景色が見れたり、気持ちいい風をもらえたり、ご飯がおいしく感じたりと、いいことがたくさんありました。


仕事じゃなくてお休みなのに、何かもらえるわけでないのに、誰かの役に立つわけでもないのに、なんで頑張ってるのかな?とふと自分が不思議になりました。
途中まで登っても、頂上まで登っても、変わらないのに。


人間の脳は、目標を定めると、それがなにであれ、達成しようというプログラムが無意識に働き始めるのではないかと思います。

そして、過程がハードなほど、顕在意識が働く隙を与えないので、妥協しずらいのかもしれません。

今までの人生にも当てはまる気がします。


本や勉強で学ぶこともたくさんありますが、こうして体験して感じることの方が私には大きな糧になっていると思いました。











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