Creerからのお知らせや、自然やお花に関する気づきをご紹介いたします。
page top
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
夏山登山 Part2
山登り続きです。

PAP_0008_convert_20080903163640.jpg


PAP_0009_convert_20080903163700.jpg


だんだん余裕がなくなってくると、ついひたすら足元を見て歩いてしまいます。
一歩がだんだん小さく、スピードも落ちてきます。

結構歩いたと思うと、はるか上に、山頂の近くにある摩利支天という山が見えました。

PAP_0006_convert_20080903163605.jpg


あの上まで辿り着くのだろうか・・・。

自分の一歩が、自分の存在が、蟻のように途方もなく小さく、永遠に着かないように思えました。



(海もそうですが、雄大な自然の中に身を置くと、人間がいかに小さいか、日常の世界がいかに狭いか、大きな問題として悩んでいることがいかに全く大したことないことか思い知らされ、楽になります。

生きてることだけで、十分にすばらしく、ありがたく、奇跡だ!と思えます。)




普通は、前日にテントに泊まり、朝一で登り始めるのが多いので、当日に来てお昼頃から登り始めた私達は、出遅れていました。

日が暮れるまでに降りてこなければ・・・、でも山頂まで行きたい。
とにかく行けるところまで行ってみよう。

行けるか分からないけど、考えても仕方ないので、少しでも前に足を動かして・・・。


登るのは疲れるけれど、自然からたくさんの贈り物をもらいました。

道端に元気咲くかわいらしい花、すうっと流れる冷たく気持ちいい風、山々の雄大で美しい景色。

疲れた頃にいいタイミングで現れて、励ましてもらっている気がしました。


そして、ついに山頂前のポイントまで辿り着きました。
上にあった雲が、下に見え、見上げていた摩利支天などが、隣に見えました!

さっき、人間の小ささを実感しましたが、こんなにちいさな一歩の積み重ねが、こんな高いところまで辿り着けるんだということが、とてもすごいことに思えて、今度は、人間ってすごいな、と思いました。

PAP_0005_convert_20080903163546.jpg


山頂までもう一息です。
山頂から降りてきた人が休憩していましたが、これから登る人はいないようでした。
あまり休んでる暇はありません。
足早にごつごつした山道を息切らしながら進みました。

岩場を抜けました。
山頂付近は、砂利で覆われています。
まるで雪山を登っているように、足がすべり、なかなか前に進みません。
両手両足を使って、必死に登りました。
振り返ると、ずうっと下まで砂利の坂が続いていて、転げ落ちたら、どこまでも行ってしまうんだろうなと思いましたが、その頃はそれより山頂に行くことに夢中だったので、怖いと思っている暇はありませんでした。

両手両足着いた状態なので、顔が地面に近くなります。
こんな砂利の過酷な場所に、名前も知らぬ、小さくてなんともかわいらしい黄色と白の花が、ぽつん、ぽつんと、目の前に現れます。

これには本当に元気をもらいました。

お花はすごくパワフルで、私達に豊かなものをたくさん与えてくれることを、実感しました。
お花に関わる仕事をしていることに、もっと感謝をしようと思いました。


ふと止まると、霧が出てきました。
あっという間に広がって行きます。

山頂らしきものは見えますが、あそこまで行くのにまだまだ時間はかかるでしょう。
我に返り、勇気を出して、引き返えすことにしました。
急に心臓がドキドキし、緊張しましたが、なるべく悪いことは考えないように心がけました。

振り返り下を見ました。目印のないだだっ広い砂利の坂、どこから降りて良いのか・・・。
さらに霧でよく見えません。

霧よ晴れて・・・と願いました。
同時に、最悪の場合でも、ここで一晩明かせばなんとかなると、心の準備をして。


また次回に続く・・・。





スポンサーサイト
© flower salon Creerクレエ ~comme nature~. all rights reserved.
Page top
FC2 BLOG
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。